2010年3月11日号 - 「会議活性化戦術」

             会議活性化戦術

 特に中小企業での会議は上からの一方通行の会議が多いようです。参加者は
ただ上からの報告を黙って聞くような会議では、ヤル気が起きないですし、当然活性化
もしません。眠くなってしまいます。

 では、会議の主催者はどのような運営方法にすれば会議が活性化するのでしょうか。
1.発言者の意見を否定しない。あまり成熟していない組織では、特に発言者の意見を
  できるだけ否定しない、ということが重要です。自分の意見を否定されると、
  次から発言したくなくなります。

  ですから、上から考えたら、幼稚で否定的な意見であっても「なるほどそうか。
  そういう見方もあるな。それは良く分かった。そういう状況を踏まえた上で、
  どういう対策を打ったらいいと思うか」というようにメンバーの発言をとり
  あえず受け入れることが重要です。

2.案を考えさせる時間を与える。
  「この問題を解決する何かいい提案、具体策などありませんか?」と聞いてもすぐ
   には答えが出ては来ないものです。考える時間を与えましょう。
  そのために一番いいのは、会議の連絡書に事前に「重点商品の販売促進具体策に
  ついて、3つ以上の具体策を添付の書式にまとめて会議に出席のこと」などと
  事前に案を考えさせる事が最上と思います。

  しかし、それでもうまくいかない場合は、会議の場で考えさせることがいいでし
  ょう。「それでは具体案について、5分ほど時間をとりますので、配布したメモに
  3つ以上箇条書きで書いてください」というような対応をとると、メンバーは考
  えるようになります。聞かれても、すぐには案が出なくても、5分という時間を
  与えると何か考え、書くものです。

3.考えるヒントを与える。
  単に漠然と「売上げアップの具体策はありませんか?」というような質問を
  するのではなく、重点商品の告知方法で、よりよい方法は考えられないか。
  対象市場でもっと売れるところはないか。イベントでもっと効果的なことは考え
  られないか。販売ルートで考えられないか。などのアイデアの切り口を提供し、
  案を考えさせるのです。

  成熟していない組織の場合は、例え主催者が、いいアイデアを持っていても、
  メンバーにそのアイデアに気づかせるように仕向けます。それで期待する発言が
  あった場合は「うん、それはいいアイデアに気づいたなあ。素晴らしい」という
  ようなコメントをする演出も重要です。

*リーダー的な立場の方はこのようにやったが、うまく行かないというようなことを
 言われるかも知れません。しかし、ある程度我慢が必要です。部下が育ってくる時間
 を待つということも必要です。

 もうひとつ、特定の組織には人間と同じように性格があります。人のクセと
 いうようなモノです。これを組織風土と呼ぶのですが、これを改善するのは簡単では
 ない、とうことを理解したほうがいいでしょう。

  人間の性格が簡単に変えられないのと同じように、組織風土も一朝一夕には変えられ
 ないのです。積極的ではない人に「すぐに積極的になれ」と言ってもすぐには変われない
 のです。ある程度時間がかかるのは覚悟して、じっくり取り組んでいくといいでしょう。

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         映画「しあわせの隠れ場所」を見ました

いつも紹介するYAHOOの評価で4.5近くを得ている映画です。
間違いなくいい映画だと思います。実話だそうです。

ある主婦がホームレス同然の高校生を救ってあげ、自宅で一緒に
生活します。主婦のご主人は外食店を数百保有しているオーナーで
あり、大金持ちです。家族は高校生の娘、10歳ぐらいの男子で
4人で幸せに暮らしていますが、全員で黒人高校生をバックアップ
します。

彼は非常にシャイですが、主婦と出会ってから大事にされるところから、
モチベーションも高まります。その結果、フットボールの才能が芽生え、
頭角を現します。

 それで実力を発揮し、大学からスカウトされます。マスコミでも大いに
注目され、現在は大きな活躍をしています。最終的にはプロフットボールチーム
からドラフト1位に指名されます。


余談
 しかし、このように幸運を掴めるのはどうしてなのでしょうか。
 確かに同じスラム街生まれの友達と比べると素直でいい子なのですが。

 こういう幸運のことを女房と話し合うとご先祖様のお陰とよく言います。
 私は浅くですが、仏教を勉強してきましたが、正直なところ良く分からない
ところです。


 この映画は別々にですが、女房も見ました。もちろん私が勧めたからです。
 女房も「いい映画だった、感動した」と言っていました。
 前にご紹介した「インビクタス/負けざるものたち」も女房も見に行きました。
 同様に「いい映画だった、感動した」と言っていました。

 両方ともお勧めですよ。ただ、「しあわせの隠れ場所」は宮城県では
 MUVIX利府でしか上映していません。

 なお主演は「スピード」のサンドラ ブロックでアカデミー賞をとりました。

詳細はこちら「しあわせの隠れ場所」
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id335925/
 
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          私の尊敬する人 「勝 海舟」

 まだ、今年のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」にまだ出てきませんが、近いうち出て
くると思う勝海舟が筆者の尊敬する人です。なんと自分の長男にも「勝海(かつみ)」
と名づけるほどです。尊敬する理由を以下に述べます。

1.日本を長期的な視野に立った判断で進路を見ていること。
  考えてみてください。自分の組織(徳川幕府)を自らの手で太政奉還したのです。
  勝は体制側なのに日本と言う組織を革新させたのです。世界でも類例の無い
  「無血革命」を成功させたのです。

   もちろん西郷隆盛が容認したから成功させることができたのですが・・・。
  幕府に彼がいなければ成功しなかったでしょう。日本国が真っ二つに割れて
  戦っていたら、日本は維新以後の「坂の上の雲」状態にはなれなかったでしょう。

   つまり、明治維新が無血革命ではなく、戦争していたならば、他のアジア諸国と
  同じように、米国や西洋の列強諸国の植民地化していたと言われています。

2.味方側の総大将の命を温存させたこと。
  しかも、単に西郷との会談の際に将軍徳川慶喜を殺さずに生かすことを約束させて
  います。そうしないと江戸に火を放ち、焼け野原にするという準備をし、それを
  会談の武器にしているのです。

  無血開城の会談は考えるだけでも感動ものだと思います。お互いの能力を認め
  合い、細かい話無しで話合われていたようです。いわゆる「あうんの呼吸」で
  話し合ったと言われています。この「あうんの呼吸」という言葉の歴史的例は
  この会談が一番の例だと思います。(もちろん歴史と小説は違いますが)

3.徳川慶喜や徳川家の家来の生活の面倒をみたこと。
    明治新政府になり慶喜やその家来たちは静岡に移転させられました。
  彼らは元々武士であり仕事を持っていたわけではないので生活手段がなかった。

  そこで、海舟は静岡県の牧の原台地というところでお茶畑を作り生産させた。
  そんな田舎で作っても、消費者がいない。そこで彼は大きな人脈のあった江戸で
  営業し、お茶を売って彼らの生活の面倒をみた。

4.後々明治天皇と徳川慶喜を引き合わせるために尽力したこと。
  維新以後、20−30年(記憶が不正確)経って、明治天皇と慶喜を引き合わせて
  います。維新直後は新政府も敵とみなしていたことと、多忙さもあったと思います 
  ので、両者が直接面会するなどということを嫌っていました。

  新政府は勝者であり、敗者との面会などはプライドが許さないということもあった
  のだと思います。そういう環境のなかで、面会させることは非常に困難だったの
  ですが、引き合わせているのです。彼自身としては引退させた慶喜に対する感謝
  の気持ちとして、自分の人生の幕引きをしたのでしょう。
  感動する生き方だと思いませんか。  


●余談 海舟と親交の深かった篤姫の話です。
   彼女と海舟は維新前後において幕府の幕引きに良い影響を及ぼしています。

  TV番組「篤姫」でご存知の彼女は、維新後多くの大奥の女性たちの再就職や
  生活の面倒を見ています。自分の財産を使い果たすような生活をして。
   それが徳川家の伝統というか誇りというか、それをを大いに意識して
  のことだと思います。
 
  元々、薩摩の島津家出身(産まれたのは島津家の上級武士の家で養子になった)
  であり、武士の家の誇りを持っていたのだと思います。つまり、自分本位では
  なく、家来や民の面倒をみるのが武士の役目という認識を持っていたのだと
  思います。

   この点、隣国のトップとは違う素晴らしい国民性を持っているのが日本と言う
  国なのだと思うのです。日本民族は昔々から民を思う国民性だったのですよね。

*3/12のIGK異業種交流会に出席できませんが、勝海舟が私の尊敬する人です。

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      自分の元気力アップは元気な人と付き合うこと
      若手中心(30−50歳代中心だが以上もOK)の
         IGK異業種交流会のお知らせ

2010年3月の例会は3月は12日(金)です。

   テーマは「私の尊敬する人」

   このテーマで話し合います。(このテーマは面白いですよ)
   (残念ですが私下田は所用で欠席です)

 3月12日(金)18:27より2時間
 場所:仙台ビジネスホテル 
 会費は  1500円 年会費 0円

詳しい内容 お問い合わせ 幹事 川又進 氏(笹氣出版印刷)
           電話022-288−5555(会社) 
  4月は21日水


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